【螢 11】源氏、夕霧の扱いに配慮 夕霧、雛遊びに雲居雁を思い出す 昔の恥辱を引きずる. それまで浮き名のない夕霧でしたが、柏木の妻・落葉の宮の邸に通う内に、落葉の宮に恋心を抱くようになった。. 光源氏が51才の時、紫の上が病で他界し、源氏は悲しみに打ちひしがれる。世を儚んだ光源氏は出家を決意します。. 光源氏の子・夕霧が元服します。源氏の意向で六位という低い官位からスタートし、学問に勤しんだ。. 【若菜上 04】柏木、東宮を促し猫を借り受ける. 「気楽」なんて、とんでもない。夫の愛情だけを頼りに、薄氷を踏む思いで生きてきたのに、少しも分かってくださらないのね…と。. 源氏物語のあらすじ、ネタバレのよくある質問.
とみにもえ渡り給はぬを、紫の上「いとかたはらいたきわざかな。」とそそのかし聞こえ給へば、なよよかにをかしきほどにえならずにほひて渡り給ふを、見出だし給ふも、いとただにはあらずかし。. 【薄雲 15】帝、王統乱脈の先例を調べ、源氏への譲位を考える. 玉鬘編:10編、源氏没後の物語:3編、源氏の子・薫の物語(宇治十帖):10編). 【若菜上 38】柏木、女三の宮を想い悶々とする. やがて藤壺は男子を出産し、子は光源氏そっくりだった。しかし桐壺帝は何の疑いを持たず誕生を喜び、子は帝の子として育てられた。(皇子は後に冷泉帝となる). 【藤袴 02】夕霧、玉鬘を訪ね胸の内をあかす. 源氏が10代の頃から心を寄せてた、朝顔の君といういとこが、このころ父(源氏の叔父)を亡くした。. 幼くして母と死別し、育ててくれた祖母も10歳の時に亡くなる。.
翌年の3月、光源氏は海岸での祓いの儀式の最中に暴風雨に遭ってしまう。. 【末摘花 20】源氏、二条院で紫の上と睦びあう. 【梅枝 09】兵部卿宮、古き仮名の手本を源氏に贈る. 子どもも実家の後ろ楯もなく、衰えていくばかりの自分は、この先どうなるのか…。. 14歳になると、父のように慕っていた源氏からいきなり契りを強要され、驚きと嫌悪感のあまり、汗びっしょりになって震え続けた。. 【末摘花 05】源氏と頭中将、左大臣邸で遊びつつ、末摘花を想う. 女三の宮の上達ぶりを満足げに褒める源氏の姿に、紫の上は寂しさをつのらせます。. 源氏の君が「その白い花は?」と尋ねますと、扇に夕顔の花をのせて…….
頬杖をおつきになって、寄りかかって横になっていらっしゃるので、(紫の上は)硯を引き寄せて、. かの紫のゆかり 尋 ね取り 給 へりし 折思 し出づるに、. 紫式部が源氏を書いたころには、「源氏物語を読むものを地獄に落ちる」などと言われ、全く評価されず、紫式部は悲劇のヒロインのまま短い一生を終えました。当時は、「物語などというフィクション(創作、非現実)に心を寄せるなんて、人間を堕落させるだけ」という時代でした。私は、これには一理ある、と思います。やはり、坪内逍遥が言ったように、小説はリアルでなければならないと思います。(坪内逍遥は、小説と物語の違いを、リアルか、フィクションかで区別した。リアル:小説、フィクション:物語)そこで、質問ですが、源氏物語はリアルでなかった(モデルが居なかった)のでしょうか?? 一一世紀初頭に世界文学史上の奇跡として生まれ、後世の文化全般に大きな影響を与えた一大長編。寵愛の皇子でありながら、臣下となった光源氏の栄光と苦悩の晩年、その子・薫の世代の物語に分けられる。. 源氏物語の魅力3:原文以外にもダイジェスト版やパロディ本が発行され、それぞれの時代を映し出している. 下級貴族出身で、結婚後3年ほどで未亡人となる。趣味で描いていた物語が評判を呼び、文才を見込まれ藤原道長の娘で帝の妻である彰子の家庭教師になる。. 秋、入内していた梅壺女御が里帰りします。源氏は恋心を告げますがスルーされ、話題を季節の話に変えた。梅壺女御は秋が好きだとのことだった。. 【須磨 15】朧月夜、帝の寵愛を受けつつも源氏を想う. Text-to-Speech: Enabled. 源氏物語を読んだ人に、印象に残った場面を聞きました。. 【絵合 06】帝、絵を通して斎宮の女御と親しむ 権中納言方(弘徽殿の女御方)と源氏方(斎宮の女御方)、絵の収集に競い合う. 紫 の 上 の 苦悩 現代 語 日本. 【若紫 06】源氏、紫の上の素性をきき、僧都に後見を申し出る.
【若紫 21】源氏、惟光を紫の上邸に遣わし内情をさぐらせる. 言ふかひなげにとりなし給へば、恥づかしうさへおぼえ給ひて、. 【須磨 06】源氏、朧月夜と密かに文を交わす. 『源氏物語』の面白いところはここで話が終わるのではなく、光源氏が亡くなったあとの物語が子供である薫を主人公として書いてあることです。. 薫の手篤い看病も虚しく、大君は亡くなります。 宇治に独り残された中君は……. 薫大将の話は省略されていますが、源氏物語に興味を持った子供向けとしてや、さっと源氏物語の全貌を知りたい方に最適です。. 【玉鬘 08】右近と三条ら、長谷寺で玉鬘の将来を祈願. 【末摘花 16】末摘花、源氏に正月の御衣を贈る. 【玉鬘 14】玉鬘、六条院に移る 花散里、後見役となる. 【野分 10】夕霧、大宮を見舞う 大宮と内大臣、語らう.
【賢木 04】伊勢下向近づき、御息所、物思いに沈む. 【少女 01】源氏と朝顔の姫君、歌の贈答 姫君、女五の宮に源氏との結婚をすすめられるも気乗りせず. 源氏は紫の上に、明石の姫君を養女として引き取る考えを紫の上に相談し、了承された。. 【藤袴 07】九月、玉鬘に求婚者たちから文集まる 兵部卿宮に返歌. 【須磨 04】源氏、花散里を訪ね別れを惜しむ. 【澪標 09】源氏、姫君の五十日の祝の使を明石に遣わす.
父宮を亡くし、斎宮を退下された朝顔の宮に、今も源氏の君は想いを寄せておられます。宮邸を訪れては、その想いを訴えるのですが「その年齢に相応しくないと……」断ります. 【若菜上 01】朱雀院、病にかかり出家を願う 女三の宮を気に病む 西山の御寺を造営. 【玉鬘 15】源氏、玉鬘を訪れ、その好ましき有様に満足 世話をしたい意欲を紫の上に語る. 光源氏は20才の時、紫宸殿で開催された桜の宴で、すばらしい漢詩や春鶯囀(しゅんおうでん)の舞を披露し、人々の喝采を浴びます。. 【賢木 12】朧月夜、典侍になる 大后の画策. 冷泉院は源氏の君に似て美しく、玉鬘に宮仕えを進める源氏の君は、この折りにこそ、内大臣に全てを打ち明けようと大宮を訪ねます。.
明石の姫君の御裳着の日が近づき、そのご準備に、源氏の君のお心遣いは大変なものでした。御前の紅梅の花盛りの頃、兵部卿宮と薫物合わせをなさいました。. 【行幸 13】玉鬘の裳着に方々より祝儀 源氏、末摘花のいつもの奇抜さに呆れる. しかし夢に出て来た柏木から、他の人に渡したいと言われれ、光源氏に相談し、薫に引き継ぐことになった。. 【行幸 07】内大臣、大宮の催促に応じて三条宮へ. 「相手の役も、悪くはないように見えた。舞の様子、手さばきは、良い家柄の子弟は格別ですね。世間で名声を博している舞の男どもも、確かに素晴らしいものだが、無邪気で艶かしい趣きを、表現できていない。試楽の日に、こんなに十分な演技を尽くされてしまうと、紅葉の木陰は、寂しいだろうなと思うが、お見せ申し上げたいという気持ちで、用意をしたのです。」などと申し上げられる。. 【蓬生 11】源氏、惟光に先導されて末摘花の邸に入る. 源氏中将は、青海波(せいがいは)をぞ舞ひ給ひける。 片手には大殿の頭中将。容貌、用意、人にはことなるを、立ち並びては、なほ花のかたはらの深山木(みやまのき)なり。. 【末摘花 09】源氏、頭中将に冷やかされる. 「源氏物語」のドラマ・アニメ・映画の関連動画. 「源氏物語：若菜上・夜深き鶏の声〜前編〜」の現代語訳（口語訳）. 翌年、源氏は40才になり準太政大臣に昇進した。. 【帚木 04】雨夜の品定め(三)左馬頭、重ねて大いに女を語る. そんな中、女三宮は、男親王をご出産なさいました。源氏の君は「疑わしいことがなければ……」と、疎ましくお思いでした。女三宮は出家し、それを知った柏木は儚く亡くなります。、.
しかし何より衝撃を受けたのは、源氏が女三の宮を正妻として迎えたこと。. 初めは乗り気ではなかった光源氏でしたが、彼女が藤壺の遠縁だということがわかり気持ちが動かされ結婚を決めました。しかし年齢も心もまだ子どもらしい彼女との結婚はあまりうまくいかず、気持ちがすれ違う日々が続きます。. 【須磨 12】源氏去りし後の二条院 紫の上、悲しみに暮れる. 【藤裏葉 07】紫の上、御阿礼詣での後、賀茂祭を見物 源氏、昔日の車争いを回想. 【蓬生 05】叔母、末摘花を仕返しのために娘たちの召使いにしようとたくらむ. 【紅葉賀 17】藤壺の立后と若宮の成長. 【須磨 10】源氏、紫の上と別れ、須磨の浦に行く. 夕顔のことを忘れられない光源氏は、琴が趣味だという故・常陸宮の姫君の噂を聞き、姫君に文を送り邸に通うようになります。. その後空蝉は夫を亡くし、継子に言い寄られるのが苦痛で出家してしまった。. 冬、尼君(紫の上の祖母)が亡くなったと聞くと、光源氏は紫の上を強引に連れ帰り、自分の邸で育てるようになります。. 大臣は藤の花の季節に、邸での宴に夕霧を招き、娘との結婚を認めます。二人は晴れて結婚します。. 【簡単3分】源氏物語のあらすじ・感想まとめ！現代語訳でわかりやすく紹介. 【帚木 05】雨夜の品定め(四)左馬頭、芸能にことよせて女を語る. 【少女 23】源氏、惟光の娘を五節の舞姫として宮中に奉る.
【藤裏葉 10】姫君入内 明石の御方参内し、紫の上と対面. 【若菜下 21】女楽終わり、夕霧ら禄を賜り帰る. 【真木柱 05】髭黒、妻子をかえりみず玉鬘に夢中. 御衣どもなど、いよいよたきしめさせ給ふものから、. あの人(=紫の上)は気が利いて話のしがいがあったが、こちら(=女三の宮)は、たいそう子供っぽくのみお見えになるので、. 【賢木 01】六条御息所、伊勢下向を決心する. 【若紫 24】源氏、紫の上に手習いを教える. 【少女 12】内大臣、夕霧をもてなしつつ、雲居雁とは距離を置かせる. 【明石 05】入道の住まいのさま、都に劣らず. 昔付き合いのあった女で、源氏から心が離れていく者もいたが、この花散里とは長い付き合いが続く関係だった。. 【葵 11】懐妊中の葵の上、物の怪に悩まされる.