2005年に勝るとも劣らない良品【シャトー ムートン ロートシルト[2015]】. 当たり年や個々のワインの評価を知るうえで、押さえておかなければならないのが、「ワイン・アドヴォケイト」(略記:WA)というワイン専門誌です。. ひどくプライドを傷つけられたロスチャイルド家は、「1級にはなれないが2級には甘んじれぬ、ムートンはムートンなり」と言い、醸造技術や熟成方法など様々な改良を重ねるなど、並々ならぬ闘志を燃やします。. 高価なシャトー・ムートン・ロートシルトには手の届かなかった庶民たちでも気軽に楽しめ、しかも美味しいということで人気を博し、この試みは大成功を収めたのでした。. お金に余裕がとてもある方は普段飲みにしちゃって下さい!!(笑). そんな事をする人はこの記事を読む方にはいらっしゃらないでしょうが。.
シャトー・ムートン・ロートシルトは、唯一格付けを覆した奇跡のワインです。格付け1級を取ることを目指し、たゆまぬ努力と創意工夫を続けることで100年以上の時を経て悲願を達成した高級ワインなのです。特別な人へのプレゼントや、頑張る自分へのご褒美に、ぜひ「シャトー・ムートン・ロートシルト」を飲んでみてはいかがでしょうか。. 収穫時には300人もの人員を投入して、ブドウが雨に濡れる可能性を少しでも減らせるように、最高のタイミングで一気に作業を進めます。. ここからは、上記5ヴィンテージを含む2019年~1982年まで、38ヴィンテージをご紹介していきます。. その中でも「当たり年」のワインは、古酒と呼ばれるヴィンテージでも、まるでたった今樽から注いだかのような若さもあります。. 【ソムリエ監修】シャトー・ムートン・ロートシルトの価格やラベル、当たり年を解説. メドック格付けにおいて、悲願の第1級ヘの昇格を果たしたシャトー・ムートン・ロートシルトですが、その最大の功労者はフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵です。. 40万円を超えるものもありますが、どのネットショップでも残り個数が非常に少ないため、早めの購入をおすすめします。. ラベルデザインが始まったのは、シャトー元詰めを始めた1924年。.
あなたのワイン選びの一助になれれば幸いです。. フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵の軌跡. 産地: フランス、ボルドー地方、メドック地区、ポイヤック村. もともとシャトーでは白ワインも造っていましたが、主力となる赤ワインに注力するため減産されることに。. 「せっかくなら本当に美味しい1本を手に入れたい!」という人のために、今回はシャトー・ムートンロートシルトの特徴やおすすめをご紹介します。当記事を参考にしていただくことで、シャトー・ムートンについて詳しくなれ満足のいく1本を見つけることができます。. ラベルに描かれた、鮮やかなブルーに放射線状に広がるペアグラスをポップに描いたのは、イギリス人アーティストのデイヴィッド・ホックニー氏です。. エール・ダルジャンはムートンが造る偉大な白ワインです。. 5大シャトーの中で最もエレガントと評されるシャトー・オー・ブリオン。 今日はその魅力や歴史、味わいについて. 色は強さのある深紅。最初にチェリー、ラズベリー、ブラックベリーの香りがあり、栓を開けて少し置くとスパイシーなロースト香が開きます。. ★全ラベルコレクションをご覧になりたい方はこちら. その頃のボルドーは、シャトーで樽に詰めたワインを、ネゴシアン(ワインの卸業者)が熟成させて瓶詰めをしていました。. シャトー ムートン ロートシルト 2004. ラベルは例外的に芸術家のアート作品ではなく、シャトーに併設のワイン・ミュージアムを代表する逸品「アウクスブルクの牡羊」の美しい彫刻細工仕立てとなっています。.
そこでこの記事では、シャトー・ムートン・ロートシルトについて、押さえておきたい背景やエピソードを簡単に解説。. いずれにしても、やはり素晴らしいワインである事は間違いないでしょう。. 良いヴィンテージのワインほど飲み頃になるのが遅く、長期熟成にも向きます。. 5大シャトーの中でも、大柄で力強い味わいが特徴のシャトー・ムートン・ロートシルト。.