企業知財部の場合、特許事務所とは異なり、成果主義や売り上げ連動ではなく固定給となるのが通常です。. 会社組織に所属していた経験も少し弱いですが、プラスになります。. 今すぐ転職する気はあまり無いけど、良い案件があれば検討したい. 弁理士や特許技術者のキャパを考えず、とにかくたくさん受注するという方針の特許事務所もあります。. 特に即戦力を求める企業の場合、知財部での業務経験を必須要件とすることもあります。. なお、知財部から他の部署への転職は難しいかどうかについてですが、これについては、「人による」としか言えないでしょう。. Q5-2 文系出身でも、弁理士になる道はあるのでしょうか?.
上記のとおり特許事務所では1人で業務を遂行・完了できる場面も多く、見方を変えれば、自分のペースで業務を進められるとも言えます。. 知財部への転職を成功させるテクニック5選. 実際に私の職場でもメーカー営業職から転職してきた人がいます。. 未経験からの転職なら30歳前後までがひとつの目安です。. 明細書作成などの業務は外注するケースが多いため、弁理士としての専門性を極めることも難しいです。. 知財業界は転職してキャリアアップに努めることが当たり前に行われていますが、全体の求人件数は決して多いとはいえないため、転職エージェントを利用して戦略的に転職活動を進めることが大切です。. 私が転職活動をしていて気づいた、知財部転職に重要な要素を挙げていきます。. また、知的財産法の知識や資格もあったほうが良いです。. まず、知財部がある会社というのは大企業である場合がほとんどです。. というわけで、知財部への転職の難しさについて書いてきました。. 専門知識がないと求職者と対等に話ができず、希望のキャリアを実現できる求人も探せないためです。的外れな求人ばかり紹介されて時間を無駄に浪費しないためにも、業界や職種に精通したエージェントを選びましょう。. 特許事務所とひとくちに言っても得意とする分野や対応可能な分野は事務所ごとに異なります。.
私が大手メーカーの知財部だった頃の年収も公開しているので、ぜひご参考に!知財部の年収はどれくらい?|ポジション別に紹介します. 知財業界の転職を成功に導くエージェントを選ぶポイント. とりあえずは英文を読む能力と、簡単な英文レターを書ける能力があれば事足ります。. 知財・特許業界に専門特化して、数多くの所長・知財部長クラスの方々と信頼関係を構築し、圧倒的な求人・実績であなたの転職活動をサポートしている株式会社知財塾が運営しております。業界規模が決して大きくない中でも、このサイトを通じて年間100名以上の転職が成功しています。大手特許事務所など幅広い求人が常時寄せられており、この業界を希望する若手エンジニアや、業界経験のあるミドル層のキャリアアップをお手伝いしております。. 知財業界では転職が積極的に行われています。. なお、知財の転職に特化したいわゆる特化型エージェントも存在しますが、こちらは特許事務所に強い印象で、企業知財の転職には向いていないと思います。). 以下のように特許事務所出身者が優遇される場合もあるので、そういった求人を狙うのも手でしょう。. 例えば、私の前職である大手メーカーの知財部では、特許事務所出身の弁理士を採用するケースが結構ありました。. TOEIC650点以上など客観的な指標があると評価されやすいでしょう。.
自分の実体験から、知財部への転職を難しくしている理由が分かってきました。. もちろん、本人の資質、年齢、景気動向などにもよりますが). 結局、熟慮の末、彼は別の大企業知財部へ転職しました。. やはり、企業知財の出身者だと会社の中での動き方がある程度わかっているので、企業側も採用しやすいというのはあると思います。. 一方、これまでの知財のキャリアがある方は40代で転職することも十分可能です。. 特許事務所の基幹業務は、出願書類の作成~特許庁への出願手続き、となります。. そのため求人が見つかっても採用に至るまでのハードルが高く、自力での応募では内定に至らないケースが少なくありません。. 弁理士資格よりもフィット感が重視される. もちろん、知財に関する実務経験があるというのは、未経験者と比較すれば当然有利には働きます。. 公式サイト:Patent job agent.
知財実務を身に着けるのに少なくとも数年かかるのに対し、英語力は数か月で集中的に伸ばせます。. そんなわけで、知財部を辞めたい人は、自分がどんな理由で辞めたいのか考えて、もしその理由が「他人の目」を気にしたものでないのなら、辞めてしまって良いと思います。. Q5-6 知財業界で、公募の案件が少ないのはなぜ?. 1つ目はメーカーの知財部から別のメーカーの知財部に転職するパターンです。. もちろん、大企業知財部で弁理士として働いていると、若くても「先生」と呼ばれるので気分が良いのですが、周りの人が尊敬してくれるわけではないので(周りも弁理士だから)、「もっと上へ」という気持ちを持ち続けていました。. おすすめの転職エージェントは、法律系専門職を扱うリーガルジョブボード(登録無料)です。. とくに弁理士は転職してキャリアアップしていくのが一般的なので、転職に抵抗のない人が多い印象です。多様な経験を積むことで、最終的には士業として独立する方も少なくありません。. どんな人が特許事務所に向いているのか、簡単に触れてみたいと思います。. お客様のご希望を無視したしつこいご連絡や無理強いは一切いたしません。ご納得いただけるプロセスで転職活動を進めていただくことが第一と考えております。.