対岸に黒四地下発電所の送電線口が見えてくると、つづら折りの下りとなる。下りきったところから。東谷吊橋で黒部川を渡り、対岸へ移る。ここから車道に出て隧道を抜け、仙人ダムヘ向かう。. 水平歩道が終わると、その先は2つのルートに別れます。. 高いし、揺れるし、狭いし、、、高所恐怖症の方はこのルートは歩かない方がいいですね。. ここにお手洗いがあるので、トイレを済ましてから出発です。. 正直、湯冷めしないか心配だったけど、谷間で風もなく、標高も高くないので、夜はそれほど寒くなかった。夕食食べて同行者の方にウイスキー頂いたりして、温泉後はまったり過ごしたさ。19時以降の記憶がなく、翌4時まで約9時間、爆睡しましたとさ。. 今日歩くのが、「水平歩道」と呼ばれる絶壁をくりぬいて作られた狭い歩道。.
正直バンドを組んだら結成半年で分裂しそうなメンバでしたが、1泊2日だったので4人でやりきれました。. 登山道に滝が流れ込んでいるではありませんか。. 山小屋の定員は50名。テン場は30張のテントが設置可能。小屋にもテント場にも水洗トイレと水場があります。. クライミングや沢登りなど特別な技術は必要ありませんが、絶壁に作られた狭い道を長時間歩くため、ダブルストックは厳禁。登山道沿いに張られた番線を意識しながら集中力を長時間持続させることが必要になります。. 長い道のりを歩いてここまで来たのだから同じ道を戻るのはずいぶん気が引ける. 下ノ廊下(黒部)登山ルートをご紹介!難易度やアクセス方法も解説!|. 「下ノ廊下(しものろうか)」とは、北アルプスにある黒部湖を境にして黒部川の下流にあたるエリアのことで、一般的には黒部ダムから仙人谷ダムまで南北にのびる黒部川沿いのルートを指します。. もちろん、ひたすら平坦ってわけじゃない。こんな感じで階段も用意されてます。登るのはいいんだけど、、、. ペース配分としては黒部ダムから十字峡まで、5時間ほどで来るのが理想みたい。. 布団2枚に3人!平日登山隊なのに、久しぶりの混んだ山小屋でした。. ただ「優雅な景色を見たい!」や「壮大な景色を堪能したい!」といった中途半端な理由では命を落とすほどの危険さを伴う登山なのです。. 阿曽原温泉小屋のテン場。この日は雨の影響からか自分たち以外は3張り。|.
トンネルの奥から漏れる紅葉のバックライトが眩しく、そしてなぜかイカのポーズを求められているところ。. 10時間は歩く!って思ったいたけど、なんとか8時間弱で黒部ダムまで戻ってこれました。. 少し前の話になりますが、11月上旬に念願の下ノ廊下へ行ってきました。. 黒部峡谷の深い谷のうち、欅平(けやきだいら)から黒四(くろよん)ダムの部分を『下ノ廊下(しものろうか)』と呼びます。. 水はけが悪いので、水たまりが結構あります。. 仙人ダムから雲切新道を通って仙人池を目指します。剱岳は人気の山で紅葉シーズンも混雑していますが、裏剱まで来ると人の数は減ります。三ノ窓や八ツ峰など剱岳の姿が池に映り、紅葉とともに見るその姿はとても美しいです。. 軽量化された装備で歩いている登山者たる我々はなんて楽をしているんだろう。いや、キツいのですけど…。.
トロッコ電車はゆっくりとしたスペースで走り出しました。. 十字峡を越えるとさらに道は狭く、険しくなります。. 資料映像として残っている黒四ダムの建設より、すさまじい物語がありそうです。. 欅平からは宇奈月温泉まで黒部峡谷トロッコ電車が運行しています。宇奈月温泉でゆったりと疲れを洗い流して帰路につきましょう。. 扇沢は始発のトロリーバスに乗るつもりで出発してください。日没が早いので、16時から17時を目標に歩くことをお薦めします。. もしくは、欅平の温泉で一泊するのも方法です。. 目に映る景色全てがダイナミックでありながら、屏風の絵を見ているような岩壁に張りつく紅葉はとても鮮やかで繊細でした。.
真っ暗なトンネルを経て、ゴールの欅平へ!. 開通時期や道の状況など、詳しいことは山小屋に聞いてみてください!. 最後の最後まで気の抜けない道が続きます。. 急登を登り返し、そして一気に下るという、歩き疲れてクタクタの体にはとても厳しい最後の道。心が折れそうになりますが、温泉とビールを思いながら、頑張りましょう。. 絶壁にオアシス発見!山から湧き出た水は、見事なまでに透き通ってた。. 帰りの電気バスの最終16:35(多分)に乗り遅れたら大変!って思ってたけど、大丈夫でした。. 死者の日体験記は下記をどうぞ【まとめ】2018年10月&11月旅!メキシコの死者の日の旅!. 左側に小さく見える木道。雨でとても滑りやすい。滑落したらただでは済まないだろう。|. まだまだ 一般的 と呼べる沢沿いの登山道が続きます。. 阿曽原温泉小屋のHPの登山情報をチェックしてみてください。.
交通費は払っていますが、登山道に対しては払っていません。. 決してこの4人は金(回送代の割り勘)のため、集まったメンバではなかった。. 自分たちが歩く道はほとんど平坦ですが、谷底はどんどん沈んでいくので高度感が増してきます。道幅も狭いので、鎖につかまりながら慎重に。. 黄金に輝く唐松を間近に眺めると花火のようです。. 最新の状況については、阿曽原温泉小屋のホームページをご覧ください。. そういえば1ヶ所、ちょうど真上で落石が発生したところがあって、これは焦った。。慌てて岩陰に隠れたからよかったけど、こんな狭い場所で落石なんて、、たまったもんじゃないね・・・。. 3kmと非常に長い道のりを歩きます。V字になった峡谷の道を歩くため日照時間も短く、できるだけ早く出て早く目的地に到着する必要があります。. もしかしたら僕らが声をかけたのが最期の人間との言葉のやりとりだったのではないか?.