今回ご紹介するのはまさにこの師走にグッとくる最高にコクのある「ヌメ革・ピット所作」です。. ヌメ革の財布は保管が難しい(光が当たると焼けて色が変わる)ので百貨店などでの取扱いがものすごく少ないです。. このような色ムラも、革の特性や自分のライフスタイルが反映されていてすごく面白いですよね。. トスカーナのレザーはやはりトップクラスの品質だそうで、型抜きをしてもらいました。.
薬剤を早く浸透させるために薄く漉かれていて、ピット鞣しよりも薄く仕上がるのも特徴の一つ。. 革を貼り合わせて磨き上げを行えばまるで木工細工のように硬く、ツルッとした断面が現れます。. でも、これを力加減しながら擦ってあげると…. ヌメ革の特徴を知っていると、全然知らないで使っていくよりも、扱いやすくなります。. 8mmと極限までに薄くした革でも、繊維の詰まったヌメ革は十分な強度を保ちます。. この記事では、ヌメ革についてわかりやすくお伝えするだけではなく、上手にエイジングさせるメンテナンス方法もお伝えしていきます。. 基本的に、ヌメ革として売られている革製品の多くはこちらのドラム鞣しで作られています。. 当アトリエで使用しているヌメ革は一般的なヌメ革よりも、より白に近い白ヌメと呼ばれる革です。.
日光浴を間違った方法で行ってしまうと、革の過度な乾燥やひび割れなどにつながってしまいます。. 目立たなくなりますので、慌てずにじっくりと革を育ててください。. 実際に使っているわけではないので、実際に使う財布や鞄とはちょっと違って特殊な日光浴にはなりますが、途中で手入れをしたりした結果の違いなどは普段使いのヌメ革製品の参考にもなるかと思います。. わたしはどちらかというと、ゆっくりエイジングを楽しみたい派なので、③の感じから使っていきたいタイプですね^^. それは肌色の革(無染色の革)が、一番革の表情や色の変化を感じることができる素材だからです。. アートヌメレザーキーケース毎日使うものだから自分らしいスタートを. しかし、弊社はポケットのパーツにヌメ革を採用することで、自由な形状が可能になりました。.
ただ、鞣しに使っているタンニンはタンナー秘伝の技術らしく、あまり詳細が語られることはありません。. A: 姫路市本町68-170 3F-5. ※時間が立つと革の内部の油分が抜けて来てしまいますので、適時クリームやワックス・オイルなどで油分を補ってあげる必要があります。). アートヌメレザーカードケース【名刺入れ】出会いのシーンを華やかに演出してくれるツール. ※中には、着色や表面加工を施しているものでも、ヌメ革は存在します。あくまでもタンニンによって鞣されている革であるものをヌメ革と言います。. 数ある手法の中で、植物性のタンニン(渋)で鞣した革が「ヌメ革」です。自然環境にも人にも優しい革になります。.
財布の場合は、革靴ほど手入れが難しくないため、コロンブスやコロニルなど有名なメーカーのものであればほぼ使えます。. ただのヌメ革財布としてではなく、タンナーの紹介や製法の紹介を多く行っているショップは、取り扱う革に自信があってこそですので信用に値するでしょう。. 使っていくと嫌でも摩擦が起こるので、いつもこすれる部分などはツヤが出てくると思います。. ヌメ革は人の肌と同じように日に当たることで「焼け」が出ます。また油分を含むことで徐々に光沢が増します。. しかし、それもまた自然素材そのままの良さであり、少しの衝撃では大きく損傷することはなく、長く持ち続けることができます。.
そのため、1つ1つ全く同じものはなく、その味わいは本革である証であり魅力があります。. ヌメ革が肌色なのはこのタンニンの色になります。. 湿気の多い(多湿)ところは、最もカビが好み繁殖しやすい環境です。. 定休日: ブリーゼブリーゼの休日に準ず.
そこで本記事では、ヌメ革の特徴や長持ちさせるための手入れ方法を紹介します。. ということで、ヌメはもっともスタンダードな革として知られています。王道というやつですね。. それからはただ室内(③と④は蛍光灯です)に置いているだけの状態です(たまに上に物を置いてるときも…オイw). 長く愛用していくごとに、味のある変化を楽しめる「ヌメ革」。. 革本来の魅力を多くの人に感じていただきたい. ヌメ革をエイジングさせるときのコツも、経過を見ながらご紹介♪. そこで、デリケートなヌメ革をどんな場面に気をつけるべきなのかお伝えします。. ベジタブルタンニン鞣しの場合のベジタブルは、植物性という意味で、ベジタリアンみたいに野菜に関連があるという意味ではありません。. 【簡単】ヌメ革の日光浴をステップでご紹介◎. ちなみに①と②は、直射日光もあたりますが、基本的に夕方の短い時間をのぞきずっと日陰になる状態の窓際です。. 毎日触ることで、艶が増し光沢が出てきます。. クリーナーとかクリームとか、防水スプレーとかの革製品のケアグッズって本当にたくさんありますよね。. 日焼け期間は感覚的な話になりますが、夏なら裏表で2日程度、冬でも6~10日程度あればいいと思います。.