虫歯は感染症のひとつで、だ液を通じて原因菌が口から口へと運ばれてくるのが主な原因。特に注意したいのは、乳幼児のころ。1歳半~2歳半にかけてのころが一番感染しやすいのです。この時期を過ぎればどんどん虫歯菌には感染しにくくなるので、この時期にいるお子さまを虫歯菌から守ってあげることは、今後のお口の健康を守ることにつながります。. この層が強ければ強いほど、虫歯にはなりにくいのですが、エナメル質が先天的に弱い方もいます。. 食後に間髪を入れずに歯を磨くまじめな人がいますが、実はこれはNG!. 人によって「虫歯のなりやすさ」に差はあるのでしょうか？また、あるとすれば原因は？ | 武蔵中原駅徒歩5分 中林デンタルケアークリニック. 最後に、虫歯になりやすい人となりにくい人についてまとめます。. ただし、これらは虫歯になりにくいというだけであって、虫歯にならないわけではありません。. しかし、逆に言えば歯表面の質が弱い親子であっても、きちんと口腔ケアを行い虫歯菌を減らし、糖分摂取機会の少ない食習慣へと改善するなど対策をすれば、虫歯になりにくくできるということ。.
ただ、この唾液(ツバ)、人によっては分泌量が少なくなる場合があります。. 歯医者さんに客観的に見てもらうことで、磨き残しが多い部分や逆にうまく磨けている部分も確認することができます。. 虫歯菌も同じように、食事のあとに用を足すのですが、その用を足す場所が私たちの歯の上なんです・・・。. 70代で残っている歯の平均本数は20本満たないです(2016年厚生労働省調べ). これは、お口の中の唾液の成分を検査することにより、. このため、このような個人差があるのかどうか、自分の歯の性質がどのようになっているのかとしっかりと確認しておかなければやがてお口の様々なトラブルを抱えてしまう原因になるのです。.
しかし、食事の回数が多いと、お口の中が中性に戻ることがなく酸性の状態が長く続いてしまい、脱灰がどんどん進行してしまい虫歯になってしまいます。. 例えば、本来朝昼晩3食を規則正しく食べなければいけないとことを不規則かつバランスの取れていない、間食をよくする、常にガムや飴などが口の中に入っている、コーヒーやジュースをよく飲むなどいわゆるダラダラ食い、ダラダラ飲みをしていると、虫歯になるリスクが高くなります。. 虫歯治療では、酸によって溶かされた部分を取り除き、人工物(つめ物、かぶせ物)で補い修復することになります。. ちなみに、重要なキーワードになるのは唾液と噛み合わせであり、これらにおける体質の違いで、虫歯になりやすい人となりにくい人との差が生まれるのです。. キシリトールガムは「歯を再石灰化し、歯を丈夫で健康に保つ」というキャッチコピーで有名ですが、私個人としては、ガムを噛むことによって分泌される唾液(ツバ)の効果のほうが大きいように感じています。. そこで、今回は、むし歯になりやすい人と、そうでない人の違いについて解説します。. 一番考えられることは、その人の体質です。. ③歯髄は歯の内蔵とも言える組織で、神経や血管、多様な細胞が棲んでいます。. このため、あなたがどちらのタイプであったとしても、日頃の虫歯予防が大切になってきます。. 毎日一生懸命歯磨きをしているのに虫歯になってしまう人もいれば、歯磨きなんてほとんどしなくても虫歯にならない人もいます。. しかし、ジュースや、炭酸飲料などの糖質が含まれるもの、さらには酸性のもので水分補給を常にされている方は、常にお口の中が酸性に偏ってしまいます。. あなたはどっち？虫歯に「なりやすい人」と「なりにくい人」の特徴. なので、まずは食生活の改善、そして生活習慣の見直しを行うことが虫歯になりづらい体質に近づく第一歩と言えるでしょう。. しかし、この時期の親が、自分の口の中の状態に出来るだけ配慮する。. 虫歯が歯髄にまで及ぶと、通常の虫歯治療とは少し違った処置=歯内療法が必要になります。.
そしてさらに重要なことは「食習慣」です。. 「ミュータンス菌」は砂糖を分解して酸を出します。. これは、虫歯になり易い人となり難い人で、お口の中の環境が大きく異なっていることが理由に挙げられます。. そんな私が今回お届けするノウハウは、ズバリ、虫歯の予防のノウハウです。. もう虫歯になりたくないと思っている方はぜひ一度あなたにあった治療を知るために. もしあなたが虫歯になりやすいと自覚しているなら、. 虫歯になりやすい人・そうでない人の違い・・. 唾液(ツバ)の量を増やすための5つの方法. 私は常々、虫歯のない人が増えれば増えるほど、人間関係のトラブルが減り、世界経済がよくなるとまで思っています。. いくら一生懸命歯磨きをして、定期的に歯科医院でメインテナンスを受けていても、虫歯になってしまう人はいらっしゃいます。. ミュータンス菌は糖分(=甘いもの)を代謝して乳酸を作り出します。甘いものをあまり食べなければ、むし歯は起こりません。.
歯に生まれつきの異常がある場合があり、実は人によって虫歯のなりやすさに差があるのです。. 唾液の性能や量、歯の石灰化度などの個人のポテンシャルの問題. そして、虫歯だけでなく、歯周病にもなりやすさには個人差があります。. 歯というのは生まれつきある程度個人差があり、人によってそれぞれ歯の噛み合わせの面の形や、エナメル質という一番外側の部分の硬さ、厚さに差があります。. キスで虫歯菌がうつるなどというのを、聞いたことがあるかもしれませんね。. さて、なぜこうした質が関わってくるかですが、唾液には細菌を洗浄する効果があるからです。. 歯磨きは、朝・昼・晩の食後または就寝前に習慣化させましょう。歯ブラシは鉛筆と同じように持ち、やさしく磨きましょう。「みがき残し」をしやすい場所は、虫歯になりやすい場所です。. あなたが虫歯になる原因はもしかしたらあなただけのせいではないかもしれません。.
では、どのようにすれば虫歯菌の恐怖から逃れられるのでしょうか・・・?. 出典:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト「e-ヘルスネット」より. この酸が歯を溶かすことで虫歯ができてしまうのです。このため、甘い物を食べると虫歯のリスクが高まることがよく知られています。. 口の中は唾液の力で中和され、30分も経てばエナメル質は元に戻ります。. と、言われていましたが、赤ちゃんに親がキスするのは当然です。. また、虫歯になりやすい人、歯周病になりやすい人、どちらにもなりにくい人だけでなく、虫歯には強いが歯周病には弱い人、虫歯になりやすいが歯周病にはなりにくい人…など本当に様々です。. 実は、このポイントこそが、もっともカンタンな虫歯予防につながります!. 歯にまつわる話をどこよりもわかりやすく伝えたい、海老沢歯科医院の院長「ドクター海老沢」です。. 昔の人、まだ歯ブラシなどが発明されておらず、歯磨きという習慣すらない人達が全員虫歯になっていたのでしょうか?. 虫歯になりやすい人・なりにくい人がいるってご存じですか? 歯と歯の間は、スクラッピング法で歯ブラシを当てましょう。. 日常で注意したい歯のケアを確認しましょう。. フッ素を塗ることは、3つの予防的効果があります。. 歯並びが悪かったり、不良補綴物が口の中に入っていると、唾液が入り込みにくく自浄作用を大きく低下させるだけでなく、歯ブラシが届きにくい、もしくは届かないような部位が出現することによりそこが不潔になり虫歯になるということも考えられます。.
虫歯の原因となるのは「ミュータンス菌」に代表される、いわゆる虫歯菌です。ミュータンス菌は私たちがお口に入れた糖分を分解して酸を出します。. 虫歯菌の酸で溶けた部分(初期の虫歯)を、元の状態に戻します。(再石灰化). 丁寧な歯磨きが基本になってきますが、磨き方はもちろん、タイミングも重要です。. もし心当たりがある方は、そうした点に気をつければ、むし歯になりにくくすることができるでしょう。. つまり、世の中には虫歯になりやすい人となりにくい人がいるのですが、いったいこの違いはなにが原因なのでしょうか。. その後は、虫歯をきちんと治療していなかったり、合わない銀歯などが入っていると虫歯菌の数はさらに増殖します。. では、むし歯になりやすい人にはどのような特徴があるのでしょうか。. 当クリニックの定期健診では、歯科衛生士によるプロフェッショナルケアを実施しています。プロフェッショナルケアは、ご自身で取り除けなかった歯垢や、歯垢が固くなってできた歯石を取り除きます。. 食事も1日3回とし、間食や夜食を出来るだけ控えるようにしましょう。. 一方で、リスクが高い人には歯みがきもたいへん重要です。. そうすると、自分のニオイで他人に不快感を与える、いわゆる"スメルハラスメント(スメハラ)"になってしまう恐れも。. そのため、食事(間食)の回数が多ければ多いほど、虫歯になりやすいといえます。. ちなみに、この差を生む要因になっている一つが、遺伝による歯の強さです。. 噛み合わせのバランスが悪いと虫歯になる.
是非参考にしていただいて、むし歯を予防しましょう。. 虫歯を防ぐためにも、普段の間食のとりかたも見直してみてくださいね (^o^). この差を生む原因として多いのが、詰め物や被せ物の材質です。. 虫歯の直接の原因は口腔内にいる虫歯菌です。虫歯菌は口腔内の糖分を餌にして酸を作り、歯を表面から溶かしてしまいます。. 修復物が装着されて虫歯治療が終わると、再発を防ぐための努力が必要になります。. ミュータンス菌の作り出す乳酸に溶かされない強い歯にするために効果的なのが、フッ素です。. 一生懸命歯をみがいているのに虫歯になってしまう人がいる一方で、あまり丁寧にみがけていないのに全然虫歯にならない人がいます。この違いは、ずばり虫歯リスクの差。だ液の量や抵抗力、虫歯菌の数などの違いから、虫歯になりやすい人となりにくい人とに分かれるのです。. つまり、奥歯に限らず、噛み合わせの力が通常よりも強く掛かる歯は虫歯のリスクが増えてしまうわけです。.